バイナリーオプションでボリンジャーバンドのσタッチでの逆張り手法はレンジ相場では有効ですが、ダマシが多いのが難点
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そのダマシ回避の手法といえばRSIの追加
さらにRSIの乖離率の基準を追加すれば制度は上がるのか考えてみます。
Contents
RSIとは相場の強さを見るもの
RSIとは相場の強さを見るものであり、RSIが70を超えると買われ過ぎのため下落が近い
RSIが30を下回ると売られ過ぎのため上昇が近いと言われています。
また期間を長くすればダマシの確率は減りますが、エントリーチャンスも少なくなります
RSIは価格を反映するものではない
RSIを含むモメンタム指標というのは、価格を見るものではなく相場の強さを見るものです。
これは非常に重要ですが、勘違いされて間違った使い方となっているので注意してください。
RSIの乖離率とは?
RSIの乖離率とは長期RSIと短期RSIのふたつを表示してできる2つのRSIの値の差のことです。
ボリンジャーバンドとRSIを使った逆張り手法
ボリンジャーバンドとRSIを使った逆張り手法とは、ボリンジャーバンドのσラインに到達し、その時のRSIの値が買われ過ぎ、売られ過ぎの基準に達していた場合にその方向と逆方向にエントリーする手法です。
ダマシ回避のためのさらなる手法
ボリンジャーバンドとRSIの手法はこれでもダマシが多く、多くの人々を悩ましています。
なぜモメンタム指標にはダマシが多い?
なぜボリンジャーバンドとRSIを使った指標にはダマシが多いのか?
これは、モメンタム指標が何者かに起因してきます。
モメンタム指標とは価格を見るものではなく相場の強さを見るものなのです。
つまり、強いトレンド相場のときは全てのモメンタム指標を買われ過ぎ、売られ過ぎゾーンにはいり、その後トレンドが継続してもその強さが弱まればモメンタムは反転します。
ボリンジャーバンド、RSIの逆張りダマシ回避の手法
そこで、エントリー基準に2本のRSI(長期RSI、短期RSI)を使った乖離率の基準を20とししたときに反転ということを追加してみましょう。
・ボリンジャーバンドがσにタッチ
・RSIが買われ過ぎまたは売られ過ぎゾーンに侵入
・2本のRSIの値の乖離が20まで広がる
この条件が揃ったときにエントリーすることにします。
参考例

ボリンジャーバンドは標準の期間20、シグマラインは1,2,3を表示
長期RSI期間16、短期RSI期間5にて設定した例です。

このRSIの値の差がキーポイントです。
RSIの差が20を超え、かつ終値でボリンジャーバンドのσラインを超えていれば、次の足で逆張りをします。
バイナリーオプション逆張り管理人実践結果
バイナリーオプションを使ってAUD-USDのペアにて実践した結果です。

陰線が連続し、RSIの乖離率が広がってきたところでボリンジャーバンドのσ1ラインを終値で下回ったので、買いエントリーを行いました。
その前に我慢できずにエントリーしてしまっていますが・・・ナンピンにてプラスで取引を終えることができました。

まとめ
ここでの参考例ではプラスで終えていますが、私自身は逆張りの取引はめったに行いません。
しかし、「これだけの逆張りデータがそろっていて、ここで順張りするのはあきらかに自殺行為だ!」というときは試しに逆張りを行ったりします。
しかし、エントリー基準としてボリンジャーバンドやRSIなどのモメンタム指標を使うことはありません。
これらのモメンタム指標はあくまで、トレンドの強さ、相場の強さ、ボラリティを見るために使うものなので、モメンタムがこうだから反転する!などの判断を行うことは、モメンタム指標の本来の使い方ではありません。